【stm32f103】st-linkによるbootloaderの書き込み

bluepill(stm32f103)へのブートローダの書き込みかたを毎度忘れてるのでメモしておきます。

Documents\Arduino\hardware\Arduino_STM32-master\tools\win\stlink あたりにある st-link_cli.exe を使用。 ST-LINKを接続して、コマンドラインから以下を実行。

st-link_cli -c SWD -P generic_boot20_pc13.bin 0x8000000 -Rst -Run

※ BOOT0、BOOT1のジャンパーはいじる必要なかったと思う

【kicad】オートルーターの使い方

次にkicadを使うときのために忘れないようメモしておくシリーズ。

作業の流れ

よく分からないなりに電源・グランドあたりを多少気を使って配線を終えたら、自動配線ツールの"freerouting"を使って残りを配線します(してもらいます)。大まかな流れは以下の通りです。

  1. kicadでSpecctra DSNファイルをエクスポート
  2. freeroutingで Specctra DSNファイル をオープン
  3. freeroutingで自動配線
  4. freeroutingで Specctra Session File をエクスポート
  5. kicadで Specctra Session File をインポート

kicad から freerouting へは 「Specctra DSNファイル 」、freerouting から kicad へは「Specctra Session File」という用にファイルを介して情報の受け渡し。

1. kicadでSpecctra DSNファイルをエクスポート

ツールバーのオレンジの四角のアイコンを選択します。

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ダイアログが表示されるので「現在のボードを”Specctra DSN”ファイルへエクスポート」を選択してファイルを保存します。

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2. freeroutingで Specctra DSNファイル をオープン

freeroutingを起動すると奥ゆかしいダイアログが開かれるので、保存したSpecctra DSNファイル をオープンします。

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3. freeroutingで自動配線

ツールバーの[Autorouter]を選んで自動配線開始。

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ガチャガチャと配線が進んで、すべての配線が完了すると、そっとステータスバーに「Postroute completed」と表示されます。奥ゆかしい…

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※ 配線できない場合には、kicadに戻って未配線になった付近の電源・グランドをちょこちょこっと工夫したり根本的にレイアウトを見直したりしてからリトライ

4. freeroutingで Specctra Session File をエクスポート

Fileメニューの「Export Specctra Session File」でファイル保存

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5. kicadで Specctra Session File をインポート

エクスポートの時と同じダイアログの「スペクトラ セッション ファイル(*.ses)のバックインポート」で Specctra Session File をインポートするとfreeroutingの配線結果が反映されます。

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【kicad】ガーバーデータ作成

2年ぶり2回目のkicad。久しぶりに基板を発注しました。 案の定すっかり忘れていたので次の時のために記録しておきます。

pcbnewの[ファイルメニュー]>[プロット] f:id:washiyamagiken:20210322183302p:plain

開いたところからの変更は[Protelの拡張子を使用]にチェックを入れた程度。 [製造ファイル出力]で作成したら次はドリルファイル

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こちらも[PTHとNPTH穴データを一つのファイルにマージ]にチェックしたぐらい。 [ドリルファイルの作成]でファイル作成

自作シンセ(Remote Maker Hamamatsuお披露目バージョン)

迷走しまくっていたアルゴリズムを整理! 一本調子になりがちなクリッパーを外して、いつのまにか脱落していたフェーズディストーション的要素を再構成

説明の難しいフィードバック部分はほったらかし…

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自作シンセ(MFKyoto2019お披露目バージョン)

自作シンセのMaker Faire Kyoto 2019でのお披露目バージョン。はじめてプリント基板を作成し、フィルタのサチュレーションや、折り返しの少ないノコギリ波、矩形波の生成を組み込んだバージョン。14ポリに減りました…

スペック

  • based on IFX49 (BF592)
  • 24bit / 96kHz
  • max 14 poly
  • osc x 2 (phase distortion)
  • filter(12dB / oct)
  • filter EG (ADSR)
  • LFO
  • Effector x 2 (chorus / phaser)
  • Layer mode / Single mode

動画

基板

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自作シンセ(OMMF2018お披露目バージョン)

自作シンセの大垣でのお披露目バージョン。このバージョンのオシレータはカシオのCZとヤマハのDXがごちゃ混ぜになった構成。さらに世界初の17ポリフォニックとゆー変態仕様…

スペック

  • based on IFX49 (BF592)
  • 24bit / 96kHz
  • max 17 poly
  • osc x 2 (phase distortion)
  • filter(12dB / oct)
  • filter EG (ADSR)
  • LFO
  • Effector x 2 (chorus / phaser)
  • Layer mode / Single mode

動画

ブロックダイアグラム

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基板

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